日刊鶴のひとこえ

73声 杉林百足騒動

【更新日】2008年3月13日(木)

現在、眼球を取り出して水洗い出来ないだろうかと、考える位目がかゆい。
それもその筈。
今日は山の方に行って杉林を徘徊して来たので、頭に花粉が積もる位花粉を吸って来た。
その最中、吸った花粉が一気に流れ落ちるのでは無かろうか、と言う位の冷や汗体験が一瞬。

杉林の林道を、鼻をチーンで眼をゴシゴシやりながらウロウロと歩っていた。(もちろん仕事で)
瞬間、左足からなんとも言えぬ違和感が全身伝わった。
即座に立ち止まって、ズボンの上から靴下の辺りを触ってみると、
なにやらゴツゴツした細長い物体がくっついている。
直接肌にくっついているので、気持ちが悪い。
そして、もっと気持ちが悪い直感が脳裏に刺さる。

「ムカデだ」と、直感で思った。
ズボンの上から触っている感触、その長さから大ムカデが足元から上って来たのだと思ったのだ。
「刺されちゃイカン」と、強くムカデらしき物体を握り締めて動きを封じ様と試みた。
もうその瞬間は、こびり付いた花粉が洗い流される位の冷や汗が不気味に垂れ落ちていた。

一刻も早くズボンの中から出さなくては。
だがしかし、直に触るのは気持ちが悪い。
だけど、出さなければ確実にヤラレル。
嗚呼。

迷っている余裕は無い。
覚悟を決めて、ズボンの中に手をつっこんで、「エイッ」。
「スルッ」と呆気なく林道に放り出されたものは、杉の枝。
「ムカデじゃなかった」
その緑の枝を眼にして、ほっと一安心。
次の瞬間、紛らわしい事しやがってと言う恨みが、長年の花粉症患いと相まって、沸々と湧き上がってきた。
スギめ!いざ、積年の恨みを晴らす。
事も出来ずに、只々頭に積もった花粉を払っているのであった。
八ックション!



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